「書く」ことの大切さ
2015.05.29
ヨコミネ式では「読み・書き・計算」を学びます。
今日は「書き」について。
最近は、スマホが何でも教えてくれますよね。
文字を打てば、簡単に変換してくれますし、
調べたいことは音声検索までできたりして。
それはそれで、とても便利ですが、
「あれ、あの漢字なんだったけ？」
「もう少し字が上手ければなぁ」
なんて思うことが誰でもあるのではないでしょうか？
お母さんたちからも
「うちの子、カタカナは読めるんですけど、書けなくて」
という声を聞くことがあります。
「書く」ことは「考える」ことにつながっています。
ヨコミネ学習塾がいちばん大切にしていること。
それは、「自分で考える力」を身につけることです。
そのために授業で使用しているもののひとつが「書写ノート」です。
ひらがな50音が書けるようになると、ことばを書くことから始め、
名文や新聞の書写などを学びます。
「とめ、はね、はらい」に気をつけて書写をすることは、
書き順や字のバランスを意識するため、集中力や忍耐力が養われます。
こちらは、教科書の文章書写をしている様子。
「わたしわ、」ではなく「わたしは、」と書くことを覚えたり、
句読点やかぎカッコ、強調する言葉などを学びます。
「学校が楽しい。」
「学校も楽しい。」
「学校は楽しい。」
この三つの言葉、違いますよね。
文章の一字一句を最初から最後まできちんと読み、丁寧に書くことで、
言葉の持つ意味や、その文字の大切さを学んでほしいと思っています。
日本語の基本ですね。
絵だけを見て、そのものの名前を書く練習もします。
さらに進むと、日記です。
「自分で考えること」
これこそが「生き抜く力」の原点ではないでしょうか。
