自分のことは自分でする!
ブカブカの制服を着ていた年少さんも、ピカピカの一年生も、
新しい環境にも慣れ、顔つきもお兄さん、お姉さんになってきた時期ではないでしょうか?
ヨコミネ学習塾では準備や片付けも自分で取り組むよう指導しています。
もちろん、講師も多少のお手伝いはしますが、基本的には年少さんも「自分で」準備や片付けをします。
しかし準備中はいろいろな誘惑や出来事があり、手が止まってしまうことも日常です。
片付けも“あと少し!”というところで、机からカバンが落ち、中身が全部出てしまう・・・
といったハプニングも多々あります。
時間は一瞬止まりますが、「自分のことは自分で!」を心がけている生徒たちは、
「大丈夫?」という講師の声掛けにも「大丈夫!」と力強くこたえ片付けを続けます。
時には大丈夫ではない状況もありますが、本人が「大丈夫!」と言っている間は見守ります。
準備も片付けも最初はとても時間がかかります。
ましてや“不測のトラブル”に巻き込まれ半ベソをかいている生徒たちを見てしまうと、
手を差し伸べようか迷う場面もありますが、講師はグッと堪え見守るようにしています。
その結果、最初は時間がかかっていた生徒も少しずつ自分でできることが増えてきました。
そして、学習の準備を自分で整えることができたら自学自習のスタートです。
鉛筆を忘れたときに生徒がよく口にする言葉があります。
Aちゃん:「ママが入れるのを忘れちゃって‥」
B君 :「ママが忘れちゃった‥」
講師はこう返事します。
講師:「ママが忘れたのではないよ。自分のことは自分で!だよ、もう一回」
すると、生徒は一度考え、
Aちゃん・B君:「鉛筆を忘れたので、貸してください」
講師:「次からは忘れないようにね!自分で準備しようね!」
「今日は、息子は熱があるので、会社を休ませます」と、
息子の勤め先に母親が電話するという笑えない話が起きてしまっている昨今。
子供たちが将来“自立”するためにも、
このタイミングからの周囲の関わり方を大切にしていきたいですね。
「自分のことを自分で伝えることができる」生徒たち。それがヨコミネ式です。