「思いやりの心」が育っています。
冷たい北風にも負けず、子供たちは毎日元気に通塾してきます。
今回は「思いやりの心」についてお話ししたいと思います。
大きな声で挨拶をして教室に入ってきた生徒から、
「先生、今日は個人戦?チーム戦?」と聞かれます。
子どもたちにとって「今日のがんばり賞」は
『心の力』を育てる良い機会となっているのです。
ヨコミネ学習塾は無学年方式をとっておりますので、
3歳(年少)から小学3年生までが一緒のクラスで学びます。
「今日はチーム戦だよ」といって、チーム分けをします。
誰とチームになるかは、講師のみぞ知る・・・です。
だからといって、誰とチームになっても嫌がる生徒はいません。
ハイタッチをしてお互いを高めるチームや戦い方を相談するチームもいます。
年齢にかかわらず得意なこと、不得意なことはありますが、
子どもたち同士で上手に役割を決めているようです。
時にはしっかり者の4歳の女の子が小学生の男の子を励ましたり、
お互い意見を言い合ったりすることもあります。
字がまだ書けないお友達と組んだ子は書ける字だけを書かせてくれたり、
最後の「。」だけを書かせてくれたり・・・
私たち講師が教えなくても自然と一人一人の「思いやりの心」が育っています。
授業の最後の結果発表の時には、みんな真剣にホワイトボードを見つめ、
勝ったチームはガッツポーズ!!
負けたチームが悔し涙を流すこともあります。
負けたチームの子どもたちからは「先生、来週は絶対勝つからね」と頼もしい言葉をもらえます。
それがヨコミネ教育法の『心の力』を育てるということです。
人によって色々な意見があること、感じ方・答え方が違うことを
子どもたちは自然と教室で学んでくれています。
自分を認めること、相手を認めることはとても大切なことです。
私たち講師は、生徒一人一人の言葉をしっかりと拾い、認め、
さらに自分に自信が持てるよう見守っていきたいと思っています。
今年も保護者の皆さまにはたくさんのご理解、ご協力をいただき感謝しております。
私たち講師も一緒に子育てに参加させていただけることを嬉しく思っております。
日々の育児の中で保護者の方も悩んだりくじけたりすることもたくさんあると思いますが、
子育ては戦いであり、楽しみなのです!
来年も一緒に子どもたちの3つの力『学ぶ力・体の力・心の力』を育てていきましょう。