「考える力」を身に付ける
ヨコミネ学習塾では、授業のカリキュラムとして、「雨にも負けず」や「枕草子」、「九九の歌」を全員で音読、暗唱する時間があります。
体験授業を受けた保護者様などから、時に「音読は何の意味があるのですか?」と質問されることがありますが、
私達は「声を出すことが大切なのです。」と答えます。目、耳、口を同時に動かすことで脳が活性化され、集中力が高まります。
よって、まずは授業を始める前に大きな声で音読をしているのです。
また「他の塾との違いは何ですか?」という質問もいただくことがあります。
ヨコミネ式では「考える力」を伸ばすことで「生き抜く力」を身につけてほしいとの考えから、
授業の前に全体で行うテーマ別の学習をする時間があります。
国語力を伸ばすために、数枚のカードを使ってお話を作ったり、文字から連想した言葉を発表したりと、
自分で考えて、自分の言葉で発表する時間を設けています。
子どもうちから思考力、想像力を伸ばすことは、大人になって必ず役立つ力です。
個々のレベルに合わせた教材に取り組み、学力を伸ばすことももちろん大切ですが、
それ以上に「考える力」を身につけることに重点を置いています。
学習の授業では、読み・書き・計算・ことわざ・積み木・図形など、70分の中で色々なことに取り組みます。
子どもたちにはそれぞれ、得意なこと、苦手なことがあります。
音読は上手だけど書きは苦手な生徒、計算は得意だけど音読は苦手な生徒、学習は苦手だけど記憶力の問題は得意な生徒・・・
色々なことに取り組みますので、どの生徒でも一番になれるチャンスがある反面、悔しい思いをすることもあります。
だからこそ、お友達同士で励まし合ったり、ほめたりすることができるのです。
学習面だけでなく、「心」も一緒に育ってくれたらうれしいです。
「子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる」という特性を生かして、これからも生徒ひとりひとりに目を向け、
その子に合った教材を準備し、自学自習ができるよう指導していきたいと思っております。