「そろばん」したい!!
2013.10.06
ヨコミネ学習塾では、足し算・引き算・九九をマスターすると、そろばんへと進みます。
Rくんは、そろばんがしたいので、
授業開始時間よりも早く教室にきて、サッとそろばんを出し、パチパチと計算を始めます。
そろばんの良いところはどんなところでしょうか?
昨今の研究で、そろばんは左脳と右脳の両方をバランスよく鍛えることができるなどといわれていますが、
私が思うに・・・とにかく子どもたちが「集中」します。
なぜ、「集中」できるのでしょう・・・
指・目・耳を同時に使いながら、頭の中では計算プロセスをイメージしなければなりません。
そう、おしゃべりする余裕がないので、自然と「集中」してしまうのです。
そして、自ずと「計算力」が身につきます。
例えば「8+9=17」という答えは、電卓ではキーをポンとたたけば出てきますが、
そろばんではそうはいきません。
8に9を足すと「10」という繰上りが必要だという思考のもと、珠をはじきながら、その計算プロセスを考え、
自分で答えを導き出します。
このように計算プロセスを繰り返し学ぶことで「計算力」が身につくのです。
そして、何より・・・・・・おもしろーーーい!!
子どもたちを見ていると、単純にそう思っているのではないかと思います。
「そろばん」という道具を使って指でパチパチ・・・。
自分が操作する珠の動きを目で見て、頭で計算する、そのプロセスがおもしろいようです。
みんな、パチパチしたかったら、まずはしっかり、足し算・引き算・九九をマスターしましょうね。