「伝える力」を育む
この春入会したお友達も、ようやく教室に慣れ、先生の話を静かに聞き、
集中して学習に取り組めるようになりました。
また、準備や片付けもスムーズにできるようになり、自信がついてきた子供達の目はキラキラしています。
未就園児クラスのお友達は、母子分離がスムーズになり、
「雨ニモマケズ」の暗唱やことわざなども少しずついえるようになってきました。
入室時には元気に挨拶ができるようになり、子供達の元気な声が教室に響いています。
ヨコミネ学習塾では、挨拶はもちろんのこと、声を出して本を読む、暗唱をする、発言をする、
同じチームの仲間と意見を出し合って答えを発表するなど、「声を出す」機会を多く取り入れています。
それが、後に「自分の考えを伝える」ということに繋がり、しっかりと自分の意見をいうことができるようになれば、自立にも繋がっていきます。
現代の子供は語彙の乏しさからコミュニケーションがうまく取れなかったり、
会話はできても、自分の感情をうまく伝えることができないことがあるといわれています。
それは少ない語彙でも、日常の会話が成立してしまう事が多いからかもしれません。
そもそも、表現する言葉を知らなければ、少ない言葉で会話をしてしまいますよね。
また、きちんとした日本語で会話ができる大人が少なくなっていることも理由の1つだといわれています。
私たち講師は、生徒との会話の中で、なるべく多くの言葉を使うように心がけています。
また、生徒自身が考えて言葉にできるよう、またその習慣がつくように問いかけるようにしています。
そうすることで、日々の積み重ねが力になり、表現力が豊かになり、上手に伝えることができるようになって欲しいと思っています。
自分の想いが相手に伝われば、嬉しいと感じるでしょうし、もっと伝えたくなると思います。
食卓やお風呂などで、その日の出来事や楽しかった事を家族で話すのも楽しいですね。
子供達と話をしていると、意外な一面を知ることができたり、子供の視点ならではの面白い話を聞くことができます。
私達講師はこれからも子供達の豊かな表現力を育むために子供達と沢山たくさん会話をしていきたいと思います。