注意される子どもは決して悪い子ではない
2022.01.18
学習の授業中にフラフラと前に出てしまう。
体操の時間は先生の話を聞かずに走り回る。
着替えをしない。
先生の話を聞かない。
このような行動をとる子どもを見ると、「悪い子」「集団生活ができない子」など、
ダメなレッテルを貼る大人がいますが、本当にそうでしょうか。
もちろん、月齢にもよりますが、ではその月齢は何歳までなら「悪い子」「できない子」ではないのでしょうか。
じゅんびクラスの生徒にはそのような行動をとる子どももいます。
でもそれは、まだ2歳なので当然の行動であり、完璧にできる子はいません。
常に新しいことを探し、楽しいこと、好きなことをしていたいのです。
「今、何をしなければならないのか?」ということを理解できていないだけなのです。
じゅんびクラスは、授業の中での人との関わりを学んだり、学習姿勢を学ぶクラスです。
挨拶や、模倣運動、指示運動などを取り入れながら、楽しく学習や運動をし、
集中力や想像力を養いながら授業を進めていきます。
「今、何をしなければならないのか?」を理解することで、子どもたちの行動は変わります。
子どもはすぐに忘れてしまいますし、定着には時間がかかりますので、繰り返し声掛けをしていくことが大切です。
大人が繰り返し、根気強く伝えていくことで子どもにも伝わるのです。